三協化成株式会社

ニュースリリース

  • 2006年12月8日

    水硫化ナトリウムを中国生産 合併で年1万トン設備

     三協化成は提携協力関係にある商社フジメン(本社・福岡市)と共同で、中国・山東省の石油・エネルギー企業である山東墾利石化有限責任公司との間で、水硫化ナトリウムの現地製造を目的とした三社合併事業を始めることで合意、六日現地で契約に調印した。三社は山東墾利石化の事業拠点がある東営市に新会社を設立、石油精製工程で発生する脱硫ガス中の硫化水素を利用して水硫化ナトリウム水溶液を製造する計画。投資額は約三億円で、〇七年度第一四半期以降に年産約一万トン(一〇〇%水流化ナトリウム換算)の設備を立ち上げる。

     合併会社「東営三協化学有限公司」(予定)は山東墾利石化が五〇%、残りを三協化成四〇%、フジメン一〇%の比率により資本金二〇〇〇万元で設立する。董事長は山東墾利石化、副董事長は三協化成から出す。所在地は東営市墾利件利河路二九九番地。

     合併会社は発足後、墾利石化の石油精製工程から出る脱硫ガスに含まれる硫化水素を原料に、水硫化ナトリウム水溶液を製造する。この全量を三協化成側が引き取り、日本国内のほかフジメンと共同で韓国に設立している三協化成グループの韓国三協化成に供給して加工する。ガス精製技術などは三協化成が協力した。

     水硫化ナトリウムは三協化成のコア原料で、自家消費やPPS樹脂原料として需要が伸びている半面、国内製油所の再編で入手がしだいに困難になっている。そこで中国の勝利油田で操業する山東墾利石化精製基地の脱硫工程から出る硫化水素を有効活用することにした。山東墾利石化にとってもガスを大気に放出せず、環境保全につながる事業として合併事業を歓迎した。なお、東営市への日系企業の資本進出はこれが第一号。

    化学工業日報
    2006年12月8日掲載


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